“田楽舞”の読み方と例文
読み方割合
でんがくまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「犬千代が小鼓をいたせば、誰ぞ立って、幸若舞こうわかまいなと、田楽舞でんがくまいなと、一さし舞わしゃれ。木下どのは話せぬ男で、まだ舞はよう舞わぬそうな」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
通されたのは一亭の釣殿つりどので、かたのごとく酒肴しゅこうは出たが、道誉好みの茶をいるでもなく立花りっか自慢や田楽舞でんがくまいの馳走でもないらしい。いつまでもそこはあるじの道誉とただ二人だけの秋の静夜だった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
田楽舞でんがくまいは、それから起こったものといわれている。