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舐廻
ふりがな文庫
“舐廻”の読み方と例文
読み方
割合
なめまわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なめまわ
(逆引き)
舐廻
(
なめまわ
)
って、ちょうど簪の見当の欄干の裏へ
這込
(
はいこ
)
んだのが、屈んだ鼻のさきに見えました。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いま、この一座が、ぴったり鳴りを鎮めて、浪人ものも、弥四郎頭巾も、いっせいに
舐廻
(
なめまわ
)
すような視線を千浪の立ちすがたに
集中
(
あつめ
)
ているのを、法外老人もかの女も気がつかなかった。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
左程
畏
(
おそ
)
れた様子もなく、チョコチョコと
側
(
そば
)
へ来て
流石
(
さすが
)
に少し平べったくなりながら、頭を
撫
(
な
)
でてやる私の手を、下からグイグイ
推上
(
おしあ
)
げるようにして、ベロベロと
舐廻
(
なめまわ
)
し、手を呉れる
積
(
つもり
)
なのか
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
舐廻(なめまわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
舐
漢検1級
部首:⾆
10画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“舐”で始まる語句
舐
舐子
舐犢
舐出
舐尽
舐殺
舐物
“舐廻”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
林不忘
泉鏡花