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舐犢
ふりがな文庫
“舐犢”の読み方と例文
読み方
割合
しとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しとく
(逆引き)
母牛が
犢
(
こうし
)
をなめるような愛は昔から
舐犢
(
しとく
)
の愛といって悪い方の例にされているけれども、そういう趣きがなくなっては、母の愛は去勢されるのだ。
女性の諸問題
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
舐犢
(
しとく
)
の愛を受けて長ずるものを貶して、
祖母
(
ばゞあ
)
育ちは三百
廉
(
やす
)
いといへる諺に引かへ、憎まれ子の世に立ちて名を成し群を抜くことを云へる、東西共に同じきもおもしろし。
東西伊呂波短歌評釈
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
舐犢(しとく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“舐犢”の意味
《名詞》
親の牛が子牛の体を舐めて可愛がること。
親が子を非常に溺愛すること。
(出典:Wiktionary)
舐
漢検1級
部首:⾆
10画
犢
漢検1級
部首:⽜
19画
“舐”で始まる語句
舐
舐廻
舐子
舐出
舐尽
舐殺
舐物
“舐犢”のふりがなが多い著者
倉田百三
幸田露伴