“至玄”の読み方と例文
読み方割合
しげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英雄のたくましさがあるが、玩味がんみし来って、なんの残糟ざんそうも留めず、さながら寒潭かんたんを渡る雁、竹林を過ぐる風の如く、至玄しげん、至妙の境地に徹しているのは驚くべきである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)