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膝懸
ふりがな文庫
“膝懸”の読み方と例文
読み方
割合
ひざかけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひざかけ
(逆引き)
手提鞄
(
てさげかばん
)
と
膝懸
(
ひざかけ
)
と
細捲
(
ほそまき
)
とを持って、
停車場
(
ステーション
)
まで見送の小僧を一人つれて、ふらりと出ていって了った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
座敷の床の間へ寄せ、北を枕にして、蓮太郎の死体の上には旅行用の茶色の
膝懸
(
ひざかけ
)
をかけ、顔は白い
帕布
(
ハンケチ
)
で
掩
(
おほ
)
ふてあつた。亭主の計らひと見えて、其前に小机を置き、
土器
(
かはらけ
)
の
類
(
たぐひ
)
も新しいのが載せてある。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
膝懸(ひざかけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
膝
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“膝”で始まる語句
膝
膝頭
膝行
膝下
膝行袴
膝元
膝栗毛
膝掛
膝小僧
膝許
“膝懸”のふりがなが多い著者
徳田秋声
島崎藤村