“膏雨”の読み方と例文
読み方割合
こうう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分の眼が、ひとたびその邪念の萌(きざ)さないぽかんとした顔に注(そそ)ぐ瞬間に、僕はしみじみ嬉しいという刺戟(しげき)を総身(そうしん)に受ける。僕の心は旱魃(かんばつ)に枯れかかった稲の穂が膏雨(こうう)を得たように蘇(よみが)える。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)