“腹据”の読み方と例文
読み方割合
はらず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みな艱苦かんくによく耐え、質朴しつぼくにしていやしからず、気骨稜々きこつりょうりょうたかのごとき概を感じるが、正信は、素朴にして、言語温和、人に接してかどがなく、しかもどこかにふくみのある腹据はらずわりがうかがえる。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)