“腐土”の読み方と例文
読み方割合
ふど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虫のわくごとく地にこれをわかせたものは、宋朝自体の腐土ふどではないか。“この世をば我が世”と思い上がっている貴紳きしん大官ではないか。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いくら科学の力でも、腐土ふどを金にするわけにはゆきませんからな。しかしね、……
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)