“脊低”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいひく50.0%
せツぴく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しわぶき、がっしりした、脊低せいひく反身そりみで、仰いで、指を輪にして目に当てたと見えたのは、柄つきの片目金、拡大鏡をあてがったのである。
白堊姿のスラリ高く清げであつた小學校が、たとへば、白瓜か南瓜になつたやうに、脊低せツぴくの厭やなものになつて、杉の燒板で一面に背中を張られたのが、瘡蓋かさぶたみたいだと思つた。
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)