脈絡すぢ)” の例文
子なり、脈絡すぢく、忘るゝ暇もあらばこそ、昼は心を澄まして御仏につかへまつれど、夜の夢はむすめのことならぬ折も無し、若し其儘にさしおいて哀しき終を余所〻〻しく見ねばならずと定まらば
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)