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胼
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ひび
ふりがな文庫
“
胼
(
ひび
)” の例文
と、手の裏返す口上に、気は許さねど、張詰めし、胸には、
胼
(
ひび
)
の入り易く。じつとうつむく思案顔。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
寒風に吹き
晒
(
さら
)
されて、両手に
胼
(
ひび
)
を切らせて、紙鳶に日を暮した二十年
前
(
ぜん
)
の小児は、随分乱暴であったかも知れないが、
襟巻
(
えりまき
)
をして、帽子を被って、マントに
包
(
くる
)
まって
懐手
(
ふところで
)
をして
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
寒風に吹き
晒
(
さら
)
されて、両手に
胼
(
ひび
)
を切らせて、紙鳶に日を暮らした三十年前の子供は、随分乱暴であったかも知れないが、
襟巻
(
えりまき
)
をして、帽子をかぶって、マントにくるまって
懐
(
ふとこ
)
ろ手をして
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
胼
漢検1級
部首:⾁
10画
“胼”を含む語句
胼胝
寝胼胝
筬胼胝
縄胼胝
耳胼胝
胼皸
胼胝治療者