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胎動
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たいどう
ふりがな文庫
“
胎動
(
たいどう
)” の例文
やあ、いよいよ御到着が近づきましたネ、科学小説時代! ——と。僕はそのとき、たしかに科学小説時代の
胎動
(
たいどう
)
を耳に捕えたのであった。
『地球盗難』の作者の言葉
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
胎動
(
たいどう
)
に異ひなかつた。それに
伴
(
つ
)
れて彼女の心臓も思ひ出したやうに苦痛を訴へはじめた。明子はこの時さめざめと泣いた。人々は彼女の不幸を哀れんだ。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
しかし、以上の事柄だけでも、九州における武門の
胎動
(
たいどう
)
がほぼどんな形で世間に口火を切りだしたかはよく分る。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水滸伝は一名を北宋水滸伝ともいわれるように、徽宗皇帝治下のそうした庶民世間の
胎動
(
たいどう
)
をえがいた物語なので、前提として、時勢の大河がどんな時点を流れていたか、それだけを知ればよい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“胎動”の意味
《名詞》
胎 動(たいどう)
胎児が母胎の中で動くこと。
新しい物事が、表面にあらわれずに内部で動き始めること。
(出典:Wiktionary)
胎
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“胎”で始まる語句
胎
胎内
胎児
胎兒
胎養
胎内潜
胎土
胎生
胎子
胎毒