胆潰きもつぶ)” の例文
胆潰きもつぶれたれど心をしずめ静かにあたりを見廻みまわすに、流しもとの水口の穴より狐のごとき物あり、つらをさし入れてしきりに死人の方を見つめていたり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)