“肖（すがた）” の例文
音楽上のユダヤ人らは、辱（はずか）しめの衣裳を着せられた後にその肖（すがた）を焼かれていた。巨人ヘンデルも笞刑（ちけい）を受けていた。
ジャン・クリストフ：07 第五巻　広場の市 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
そこでクリストフは、熱烈素純な少女の魂を描いた。それはミンナの肖（すがた）であったし、また肖であるべきだった。
ジャン・クリストフ：04 第二巻　朝 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)