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耳順
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じじゅん
ふりがな文庫
“
耳順
(
じじゅん
)” の例文
わたくしがそもそも最初にこの劇場の楽屋へ入り込んだ時、わたくしの年齢は既に
耳順
(
じじゅん
)
に達していた。
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
もちろん人によっては
而立
(
じりつ
)
の年に至っても立ち得ず、
不惑
(
ふわく
)
の年に至ってなお
惑溺
(
わくでき
)
の底にあり、
知命
(
ちめい
)
の年に焦燥して道を踏みはずし、
耳順
(
じじゅん
)
の年に我意をもって人と争うこともあるであろう。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
論者のいうごとき諸点、すなわち諸国の為政者に説き、有能な弟子を養成したというのは、むしろ六十
耳順
(
じじゅん
)
に関係ある時代(五十七歳—七十歳)であって、五十知命に近いころではない。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“耳順”の意味
《名詞》
60歳の異称。
(出典:Wiktionary)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳環
耳盥
耳面刀自
耳障