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老眼鏡
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ろうがんきょう
ふりがな文庫
“
老眼鏡
(
ろうがんきょう
)” の例文
不思議だから、『これは何ういう眼鏡ですか?』と訊いたら、『
老眼鏡
(
ろうがんきょう
)
の弱いのです』と答えて笑っているじゃないか?
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「ま、ひとのことにして、おまえだってすすんでなったじゃないか。お母さんの二の
舞
(
ま
)
いふみたくないって。まったく
老眼鏡
(
ろうがんきょう
)
かけてまで、ひとさまの
裁縫
(
さいほう
)
はしたくないよ」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
もっともこの話に興味を持っていたのはわたしよりもむしろ「な」の字さんです。「な」の字さんはカメラをぶら下げたまま、
老眼鏡
(
ろうがんきょう
)
をかけた宿の主人に熱心にこんなことを
尋
(
たず
)
ねていました。
温泉だより
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
枕
(
まくら
)
の
傍
(
そば
)
にある
老眼鏡
(
ろうがんきょう
)
は、いつまでも黒い
鞘
(
さや
)
に納められたままであった。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この奥さんは僕を見ると、
老眼鏡
(
ろうがんきょう
)
をはずして
挨拶
(
あいさつ
)
しました。
手紙
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“老眼鏡”の意味
《名詞》
老眼 鏡(ろうがんきょう)
老眼を矯正するための凸レンズの眼鏡。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
“老眼”で始まる語句
老眼