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縁附
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かたづ
ふりがな文庫
“
縁附
(
かたづ
)” の例文
「四谷へ
縁附
(
かたづ
)
いております、
先
(
せん
)
のお
光
(
みつ
)
をお連れなさいまして、縁日へ。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
妹
(
いもうと
)
なんぞはちと腹を立ちまして、粥河さまは男も
好
(
よ
)
し人柄もよし、金はあるし、立派な人だから、
此家
(
こゝ
)
に
縁附
(
かたづ
)
けば仕合せと思って腹の
中
(
うち
)
に喜んで居たのに、
兄
(
にい
)
さんはそれだのに遣って呉れないのだよ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
悄々
(
すごすご
)
玄関へ戻って、お嬢さんは、と取って置きの頼みの綱を引いて見ると、これは、以前奉公していた
女中
(
おんな
)
で、四ッ谷の方へ
縁附
(
かたづ
)
いたのが、一年ぶりで無沙汰見舞に来て、一晩御厄介になる
筈
(
はず
)
で
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“縁附”で始まる語句
縁附先
縁附丸笊