“縁暈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんうん66.7%
えんくん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その外いわゆる意識の縁暈えんうん fringe なるものを直接経験の事実の中に入れて見ると、経験的事実間における種々の関係の意識すらも、感覚
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
或一事を行う度に生活の中心がその一事に移動して焦点を作り、他の万事は縁暈えんうんとしてそれを囲繞いじょうしている。
母性偏重を排す (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
画家が故意に求めずして一幀いつてうの上に核心となる印象と縁暈えんくんとなる印象とが出来て居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)