“総萌黄”の読み方と例文
読み方割合
そうもえぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光秀は白地銀襴ぎんらんの陣羽織に黒革くろかわの具足をまとっていた。おどしの糸は総萌黄そうもえぎであった。太刀もく、良い鞍をすえていた。常の彼よりはこの日の彼は非常に若々しく見られた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)