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総毛
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そうけ
ふりがな文庫
“
総毛
(
そうけ
)” の例文
旧字:
總毛
たそがれどきにくらいところでものおもいにしずんでいらっしゃるお顔のいろの白さなど、ぞうっと
総毛
(
そうけ
)
だつようにおぼえたそうでござります。
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
参太はぞっと
総毛
(
そうけ
)
立った。おさんが待っている、というふうに聞えたからだ。参太は立停って伊三を見た。
おさん
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ただ何がなしに寒気が背すぢを走つて、そのためぞおーっと
総毛
(
そうけ
)
だつたのです。そこには何かしら異常なものがありました。千恵はよつぽどどうかしてゐたのに違ひありません。
死児変相
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
総毛
(
そうけ
)
立った
嗄
(
かす
)
れ声。沈黙。間。
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
総毛
(
そうけ
)
立
(
だ
)
って来たよ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
総
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“総毛”で始まる語句
総毛立