“絃々”の読み方と例文
読み方割合
げんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はやくも宋江の旅情に似た胸には、淪落りんらくの女が夜舟にかなでる絃々げんげん哀々あいあいの声が思い出されている。が、さて、その夜彼が味わったものは何か。もちろん、過去にはあったそんな風雅ではない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
絃々げんげんおさえ 声々せいせいおも
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)