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細徑
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ほそみち
ふりがな文庫
“
細徑
(
ほそみち
)” の例文
新字:
細径
そこから
細徑
(
ほそみち
)
を少し行くと、俄然として路は
巖端
(
いははな
)
に止まつて、脚下は絶壁の深澗になり、眼前の
對
(
むか
)
ひの巖壁に霧降の麗はしい
相
(
すがた
)
は見えた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
崖に沿ひて
一條
(
ひとすぢ
)
の
細徑
(
ほそみち
)
あり。迂𢌞して初の街道に通ず。われは
高萱
(
たかがや
)
を分け
小草
(
をぐさ
)
を踏みて行きしに、月は高き石垣の上を照して、
三人
(
みたり
)
の色蒼ざめたる
首
(
かうべ
)
の、鐵格の
背後
(
うしろ
)
より、我を
覗
(
うかゞ
)
ふを見たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
徑
部首:⼻
10画
“細徑”で始まる語句
細徑傳