“紙壁”の読み方と例文
読み方割合
しへき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牡丹が花弁はなびらを開くように、燈籠は紙壁しへきを四方に開き、百目蝋燭ろうそくを露出させ、焔の先から水を吹き出し、つづいてもう一基の燈籠の中から、独楽が自ずと舞い上り、それを源女が手へ戻した途端
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)