“紙型”の解説
紙型(しけい)とは、活版印刷で原版の複製を作るための紙製の鋳型である。
組み上げた印面の上に、溶けた鉛の温度に耐えうる特殊な紙を載せ、加熱・加圧して作る。この紙型を鉛版鋳造機の鋳型にセットし,鋳溶かした鉛合金(これを「湯」と呼ぶ)を注いで鉛版をつくり印刷用の版とする。版を重ねる場合は紙型から新しい鉛版をつくる。また、紙型をたわめた状態で「湯」を注ぐことで、曲面の鉛版が形成できる。これは輪転印刷機用に使用される。
紙型の利用には以下のような利点がある。
組み上げた活版そのものは耐刷性が高くなく、数千枚を印刷すると磨耗してしまう。一方、複製した版を使うことで大部数の印刷をおこなうことができる。
(出典:Wikipedia)
組み上げた印面の上に、溶けた鉛の温度に耐えうる特殊な紙を載せ、加熱・加圧して作る。この紙型を鉛版鋳造機の鋳型にセットし,鋳溶かした鉛合金(これを「湯」と呼ぶ)を注いで鉛版をつくり印刷用の版とする。版を重ねる場合は紙型から新しい鉛版をつくる。また、紙型をたわめた状態で「湯」を注ぐことで、曲面の鉛版が形成できる。これは輪転印刷機用に使用される。
紙型の利用には以下のような利点がある。
(出典:Wikipedia)