納物おさめもの)” の例文
それでそのまる三年の間というものは、宮中きゅうちゅうへはどこからも何一つお納物おさめものをしないので、天皇もそれはそれはひどいご不自由をなさいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
すると人民は、もう十分にたくわえもできていましたので、お納物おさめものをするにも、使い働きにあがるのにも、それこそ楽々とご用をうけたまわることができました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)