“紅提燈”のいろいろな読み方と例文
新字:紅提灯
読み方割合
べにぢょうちん60.0%
あかちょうちん20.0%
べにちやうちん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに年末の売出しで、景気づけの紅提燈べにぢょうちんがずらりと歩道の上にかかって、洋品店のバルコニーでは楽隊がマーチをやっていました。
多分帰りの夜風を用心して入れてきたものだろう。私はピョコンと父の膝から頭をあげた。先方は紅提燈あかちょうちんが沢山ぶらさがっているので船の中はあかるい。
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)