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紅提燈
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べにぢょうちん
ふりがな文庫
“
紅提燈
(
べにぢょうちん
)” の例文
新字:
紅提灯
それに年末の売出しで、景気づけの
紅提燈
(
べにぢょうちん
)
がずらりと歩道の上にかかって、洋品店のバルコニーでは楽隊がマーチをやっていました。
誰が・何時・何処で・何をした
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
群衆は
競
(
きそ
)
うてその側に集まる。
紅提燈
(
べにぢょうちん
)
に灯がともる。空は灰色からだんだん暗黒になってゆく。それから都踊りを見た。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
平常
(
ふだん
)
でさえ
賑
(
にぎ
)
やかな人形町通りの年の市はことのほか景気だって、軒から軒にかけ渡した
紅提燈
(
べにぢょうちん
)
の
火光
(
ほかげ
)
はイルミネーションの明りと一緒に真昼のように
街路
(
まち
)
の空を照らして
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
燈
部首:⽕
16画
“紅提”で始まる語句
紅提灯