トップ
>
精進落
>
しょうじんおち
ふりがな文庫
“
精進落
(
しょうじんおち
)” の例文
冬の日は分けて短いが、まだ
雪洞
(
ぼんぼり
)
の入らない、
日暮方
(
ひくれがた
)
と云ふのに、
滞
(
とどこお
)
りなく式が果てた。
多日
(
しばらく
)
の
精進潔斎
(
しょうじんけっさい
)
である。世話に云ふ
精進落
(
しょうじんおち
)
で、
其辺
(
そのへん
)
は人情に変りはない。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「主人の義理の弟の
辰
(
たつ
)
之助——店の支配をして居る四十男ですがね、無口で愛嬌者だが、散々道楽をした揚句の堅気だから、
何時
(
いつ
)
精進落
(
しょうじんおち
)
するかわかったものじゃない。——それから」
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“精進”で始まる語句
精進
精進潔斎
精進日
精進湖
精進物
精進料理
精進屋
精進期
精進魚
精進揚