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粗漏
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てぬかり
ふりがな文庫
“
粗漏
(
てぬかり
)” の例文
味気無き世に未練はもたねば物の見事に死んで退けて、十兵衞といふ
愚魯漢
(
ばかもの
)
は自己が業の
粗漏
(
てぬかり
)
より恥辱を受けても、生命惜しさに
生存
(
いきながら
)
へて居るやうな
鄙劣
(
けち
)
な奴では無かりしか
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
味気なき世に未練はもたねばものの見事に死んで
退
(
の
)
けて、十兵衛という
愚魯漢
(
ばかもの
)
は自己が業の
粗漏
(
てぬかり
)
より恥辱を受けても、生命惜しさに
生存
(
いきながら
)
えて居るような
鄙劣
(
けち
)
な
奴
(
やつ
)
ではなかりしか
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“粗漏”の意味
《名詞・形容動詞》
粗漏(そろう)
「疎漏」の別表記。
(出典:Wiktionary)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
漏
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗野
粗暴