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粒々
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りゅうりゅう
ふりがな文庫
“
粒々
(
りゅうりゅう
)” の例文
かつその質点の説のごとき、
粒々
(
りゅうりゅう
)
これを
掌
(
たなごころ
)
に見るがごとし。ああ化学の熟する、目また全牛を見ざらんとす。
記
(
しる
)
して同好のいまだこれを知らざる者に告ぐ。
化学改革の大略
(新字新仮名)
/
清水卯三郎
(著)
二丈あまりの材木が、その人々の
粒々
(
りゅうりゅう
)
とながす汗に引き摺られて、作事場のほうへ曳かれて行くのだった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
細工は
粒々
(
りゅうりゅう
)
仕上げを
御覧
(
ごろう
)
じです
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
粒々
(
りゅうりゅう
)
の辛苦をして、やっと写した城の見取図が、ものもいわず、いきなり肩越しに出て来た手のために、
皺
(
しわ
)
くちゃに
掴
(
つか
)
み
奪
(
と
)
られようとするのを見ると、武者修行は、火薬の塊りが火を呼んだように
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粒
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
々
3画
“粒々”で始まる語句
粒々辛苦
粒々皆辛苦