簾巻すだれまき)” の例文
冬の日、紫のお高祖頭巾こそずきんかぶって、畳紙たとうがみや筆の簾巻すだれまきにしたのを持って通ってゆく姿が今でも眼に残っている。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)