“築塀”の読み方と例文
読み方割合
ついべい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その壁が大きな長屋の建物の切阿きりづまと出会ってる角の所には、下の方に三角形の大きな築塀ついべいがついていた。
靴と靴足袋とをぬいで壁の向こうに投げ込み、築塀ついべいの上にのぼり、そして壁と切阿きりづまとの角をよじのぼりはじめたが、あたかもかかとひじとを梯子はしごにかけてるかと思われるほど確実自在なものだった。