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範実
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のりざね
ふりがな文庫
“
範実
(
のりざね
)” の例文
範実
(
のりざね
)
などと云ふ男は、
篳篥
(
ひちりき
)
こそちつとは吹けるだらうが、
好色
(
かうしよく
)
の話となつた日には、——まあ、あいつはあいつとして置け。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「お前の容色も劣へた。お前の才も元のやうぢやない。お前は
範実
(
のりざね
)
や
義輔
(
よしすけ
)
よりも、見下げ果てた意気地なしだ。……」
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何時かあの
範実
(
のりざね
)
のやつと、侍従の
噂
(
うはさ
)
をしてゐたら、
憾
(
うら
)
むらくは髪が薄すぎると、聞いた風な事を云つたつけ、あんな事は一目見た時にもうちやんと気がついてゐたのだ。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
範
常用漢字
中学
部首:⽵
15画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“範”で始まる語句
範疇
範囲
範圍
範頼
範
範国
範意
範圍内
範宴
範多