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箕子
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きし
ふりがな文庫
“
箕子
(
きし
)” の例文
箕子
(
きし
)
が殷の墟を過ぎた麦秀の候には既に遅く、つわものどもが夢の跡を偲ぶ夏草も茂ってはいなかったが、往時を追想しているとひとりでに涙がこぼれた。
木曽駒と甲斐駒
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
微子
(
びし
)
・
箕子
(
きし
)
・
比干
(
ひかん
)
は共に
殷
(
いん
)
の
紂
(
ちゅう
)
王の無道を諌めた。微子は諌めてきかれず、去って隠棲した。箕子は諌めて獄に投ぜられ、奴隷となった。比干は極諌して死刑に処せられ、胸を
剖
(
さ
)
かれた。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“箕子”の解説
箕子(きし、生没年不詳)は、中国殷王朝の政治家。文武丁の子で帝乙の弟。帝辛(紂王)の叔父にあたる。箕の国に封じられたので箕子と呼ばれる。名は胥余。朝鮮で箕子朝鮮を建国した。箕子は、『史記』宋微子世家に「武王既克殷,訪問箕子,於是武王乃封箕子於朝鮮…」とあり、中国殷王朝に出自をもつ中国人である。箕子は、朝鮮人に礼儀・農業・田作・養蚕・織機を教え、犯禁八条を施行して民を教化した。そのため、朝鮮人は、箕子を崇拝し、祠廟を建て、四季を通じて祭祀をおこなった。
(出典:Wikipedia)
箕
漢検準1級
部首:⽵
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“箕”で始まる語句
箕
箕輪
箕面
箕作
箕山
箕作阮甫
箕作秋坪
箕坐
箕輪田圃
箕谷