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竹篦
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たけべら
ふりがな文庫
“
竹篦
(
たけべら
)” の例文
千「あれはお箱の蓋の棧が
剥
(
と
)
れましたから、
米搗
(
こめつき
)
の
權六
(
ごんろく
)
殿へ頼みまして、
急拵
(
きゅうごしら
)
えに
竹篦
(
たけべら
)
を削って打ってくれましたの」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やや鏝が冷めかかると、それで
暈
(
ぼかし
)
を入れる。細かい絵であるからわずかの動きで浮き出てくる。いくら見ても
見厭
(
みあ
)
きない。吾々は工人たちが知っている限りの
図柄
(
ずがら
)
を
竹篦
(
たけべら
)
に焼附けてもらった。
全羅紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
何事も無智識無経験という事が一番困るので
西京
(
さいきょう
)
の松茸山へ
素人
(
しろうと
)
が
採
(
と
)
りに入ると
竹篦
(
たけべら
)
で地を掘ってこれから出ようという
極
(
ご
)
く小さな松茸まで採ってしまったり、極く若い松茸を踏み
潰
(
つぶ
)
してしまったり
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
篦
漢検準1級
部首:⽵
16画
“竹篦”で始まる語句
竹篦返