“竹伐”の読み方と例文
読み方割合
たけきり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、竹伐たけきりの行事も終り、白い夕星ゆうずつに、昼間の熱鬧ねっとうもやや冷えてくると、山は無遍の闇の中に、真っ赤な大篝おおかがりの焔をたくさんに揚げはじめた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがてここで、一山の僧衆が法莚ほうえんもよおし、その後で、竹伐たけきりという行事をするその備えであった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)