端銭よせん)” の例文
旧字:端錢
方々の縁日には玩具店おもちゃやが沢山出ていました。やすいのは択取よりどり百文、高いのは二銭八厘。なぜこの八厘という端銭よせんを附けるのか知りませんが、二銭五厘や三銭というのは決してありませんでした。
我楽多玩具 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)