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竪樋
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たてどい
ふりがな文庫
“
竪樋
(
たてどい
)” の例文
八時過ぎると、二階へ上って、床の上に身を横たえて
竪樋
(
たてどい
)
を落ちる雨音を、さみしく聞いていると、美和子が明るい顔で帰って来た。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
追
(
お
)
ひ
駈
(
か
)
けてまた人を遣り、あの
竪樋
(
たてどい
)
の音に負けぬやうにと、三谷が得意の
一中
(
いっちゅう
)
始まりて、日の暮るるをも知らざりけり、そもそも堀田原の
中屋
(
なかや
)
といつぱ、ここらには
熟
(
よ
)
く知れ渡りたる
競呉服
(
せりごふく
)
にて
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
竪
漢検準1級
部首:⽴
13画
樋
漢検準1級
部首:⽊
15画
“竪”で始まる語句
竪
竪琴
竪縞
竪川
竪坑
竪皺
竪薦
竪帷
竪町
竪横