“窮死”の読み方と例文
読み方割合
きゅうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつどこで窮死(きゅうし)してもなお幸福でありうる心を、師はすでに作り上げておられる。だから、外に途を求める必要がないのだ。
奈良原到翁はその極端な清廉潔白と、過激に近い直情径行が世に容(い)れられず、明治以後の現金主義な社会の生存競争場裡に忘却されて、窮死(きゅうし)した志士である。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
後五年、昭帝の始元(しげん)六年の夏、このまま人に知られず北方に窮死(きゅうし)すると思われた蘇武(そぶ)が偶然にも漢に帰れることになった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)