“突胸”の読み方と例文
読み方割合
とむね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轟然ごうぜんと駆て来た車の音が、家の前でパッタリ止まる。ガラガラと格子戸こうしどく、ガヤガヤと人声がする。ソリャコソと文三が、まず起直ッて突胸とむねをついた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)