“穿切”の読み方と例文
読み方割合
はきき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後はみなしごなる女の年紀とし七歳ななつばかりなるが、大人の穿切はききらしたる草履を引摺ひきずり、ばたばたとけて来て、小石につまずき、前へのめり、しばらくは起きも上らず。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)