“空聞”の読み方と例文
読み方割合
あだきき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(音次第にかすかになりて遂にむ)止んだ! (と淋しく笑い)私の耳の空聞あだききだろう、剱で守られたあの城門が、何んで容易たやすく開くものぞ、あの音は空の真ん中で鳴りはためく
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)