“空口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からくち50.0%
からぐち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言わでもの空口からくちを言ってかしこまり
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
このおっちょこちょいが歯の浮くような空口からぐちをはたいて、しきりにそわそわしているのは、この家としては近ごろ異例の待遇で、本来ここの住居すまいは、お角のためには隠れたる休養所で
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)