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稲負
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いなおお
ふりがな文庫
“
稲負
(
いなおお
)” の例文
津々浦々
(
つつうらうら
)
の
渡鳥
(
わたりどり
)
、
稲負
(
いなおお
)
せ
鳥
(
どり
)
、
閑古鳥
(
かんこどり
)
。姿は知らず名を
留
(
と
)
めた、一切の
善男子
(
ぜんなんし
)
善女人
(
ぜんにょにん
)
。
木賃
(
きちん
)
の
夜寒
(
よさむ
)
の枕にも、雨の夜の
苫船
(
とまぶね
)
からも、夢はこの
処
(
ところ
)
に宿るであろう。巡礼たちが
霊魂
(
たましい
)
は時々
此処
(
ここ
)
に来て
遊
(
あす
)
ぼう。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
“稲負”で始まる語句
稲負鳥