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稚市
ふりがな文庫
“稚市”の読み方と例文
読み方
割合
ちごいち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちごいち
(逆引き)
とうに四年前——滝人が
稚市
(
ちごいち
)
を生み落して以来というものは、一族の誰もかもが、己れの血に怖ろしい疑惑を抱くようになってきて
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
まず、
稚市
(
ちごいち
)
を階段の中途に裾えて足で
圧
(
おさ
)
え、隠し持った二本の
筒龕燈
(
つつがんどう
)
を、いつなんどきでも点火できるよう、両手に握り占めた。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ああ、それじゃ、
稚市
(
ちごいち
)
の身体を喰べさせようって云うの。まるで、この
仔鹿
(
かよ
)
の形は、あの子の身体にそっくりじゃないの。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
稚市(ちごいち)の例文をもっと
(1作品)
見る
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
“稚”で始まる語句
稚
稚児
稚子
稚気
稚兒
稚拙
稚内
稚児髷
稚心
稚児輪