禅国ぜんこく)” の例文
綸言りんげんひとたび発して、国禅くにゆずりの大事をご承認なされたものの、帝はなお御涙おんなみだにくるるのみであったが、賈詡はたちまち桓楷かんかい、陳群などを呼んで、ほとんど、強制的に禅国ぜんこくの詔書を作らせ、即座に
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)