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ちやん
ふりがな文庫
“
確然
(
ちやん
)” の例文
そこで甲田は、自分がその祕訣を知つた
抑々
(
そも/\
)
の事から話して聞かした。校長は出席簿を碌々つけないけれども、月末には
確然
(
ちやん
)
と歩合を取つて郡役所に報告する。
葉書
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そこで甲田は、自分がその秘訣を知つた
抑々
(
そもそも
)
の事から話して聞かした。校長は出席簿を碌々つけないけれども、月末には
確然
(
ちやん
)
と歩合を取つて郡役所に報告する。
葉書
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そして、表道を歩くのが
怎
(
どう
)
やら気が咎める様で、裏路伝ひに家へ帰つた。明日返事するとは言つたものの、お定はもう心の底では
確然
(
ちやん
)
と行く事に決つてゐたので。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そして、表道を歩くのが
怎
(
どう
)
やら氣が
咎
(
とが
)
める樣で、裏路傳ひに家へ歸つた。明日返事をするとは言つたものゝ、お定はもう心の底では
確然
(
ちやん
)
と行く事に決つてゐたので。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お八重は、もう自分一人は
確然
(
ちやん
)
と決心してる樣な
口吻
(
くちぶり
)
で、聲は低いが、眼が若々しくも輝く。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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お八重は、もう自分一人は
確然
(
ちやん
)
と決心してる様な
口吻
(
くちぶり
)
で、声は低いが、眼が若々しくも輝く。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“確然”の意味
《形容動詞》
確かで定まっているさま。
(出典:Wiktionary)
確
常用漢字
小5
部首:⽯
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“確”で始まる語句
確
確乎
確実
確固
確執
確信
確率
確定
確證
確實