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碧色
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あおいろ
ふりがな文庫
“
碧色
(
あおいろ
)” の例文
天はあくまで
碧色
(
あおいろ
)
で、地は涯ない白さであった。それでも万一のために
乾飯
(
ほしいい
)
を腰につけ、磁石を前帯にはさんでいた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
空気はすきとおって
碧色
(
あおいろ
)
をしていました。背景にはベスビオの山が黒々とそびえていて、そこから噴きでる火は
笠松
(
かさまつ
)
の幹のように立ちのぼっていました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
身体
(
からだ
)
も大きく、心持も
大人
(
おとな
)
びて居りますが、信子はまだほんの十六になったばかり、可愛らしい
円顔
(
まるがお
)
にお
河童
(
かっぱ
)
で、
碧色
(
あおいろ
)
の勝った、
更紗
(
さらさ
)
ボイルの洋服も、又なくハイカラですが
天才兄妹
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
風は弱くなったが、九月といえばもう海の荒れだす季節で、濃い
碧色
(
あおいろ
)
のうねりが高く沖のほうにも白い波がしらが頻りに立ち、汀は絶えず砕け散る波の
泡
(
あわ
)
で、雪白にぎらぎらと輝いていた。
雨の山吹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“碧色”で始まる語句
碧色海岸