“破机”の読み方と例文
読み方割合
やぶれづくえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古賀は本も何も載せてない破机やぶれづくえの前に、鼠色になった古毛布を敷いて、その上に胡坐あぐらをかいて、じっと僕を見ている。大きな顔の割に、小さい、真円まんまるな目には、喜の色があふれている。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)