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砂壁
ふりがな文庫
“砂壁”の読み方と例文
読み方
割合
すなかべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなかべ
(逆引き)
廊下のほうは、太鼓なりの渡り廊下のはしから階下へおりる階段へつづき、片側はずっと
砂壁
(
すなかべ
)
で、二階座敷はここだけで行きどまり。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
焦茶
(
こげちゃ
)
の
砂壁
(
すなかべ
)
に、白い
象牙
(
ぞうげ
)
の
軸
(
じく
)
が
際立
(
きわだ
)
って、両方に突張っている、手前に例の木蘭がふわりと浮き出されているほかは、
床
(
とこ
)
全体の
趣
(
おもむき
)
は落ちつき過ぎてむしろ陰気である。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
砂壁(すなかべ)の例文をもっと
(2作品)
見る
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“砂”で始まる語句
砂
砂利
砂漠
砂礫
砂埃
砂塵
砂糖
砂丘
砂煙
砂地
“砂壁”のふりがなが多い著者
久生十蘭
夏目漱石